お客様企業の発展・繁栄をミッションに日夜ガンバる!? 戦略財務の税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・FPなど、コンサルタントのブログです。
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こんにちは。
財務コンサルティング第三課の浜崎です。 今回は「キャッシュの管理」について、お話をさせていただきます。 「売上を伸ばしていけば、企業経営は上手くいく」 という考えがあります。 この考えは誤りではありませんが、 売上だけに目を向けた経営を行うと、 最悪の場合は倒産という事態を招くこともあります。 例えば、販売については全て掛(後払)で行い、 仕入代金は全て現金払、その他人件費をはじめとする種々の経費も 現金払という企業があるとします。 このような企業では、売上高が増加すればするほど現金が減少していく、 という皮肉な結果が生じてしまい、利益があがっていても 支払不能となり継続した企業活動が困難となります。 いわゆる黒字倒産です。 売上を伸ばすことは、最大の経営目標ですが、 キャッシュ・フローを無視した売上の追求は意味のないものであるため、 利益とともにキャッシュを考慮した経営を行っていく必要があります。 まずは、自社の買掛金と売掛金の額を比べてみてください。 支払債務より受取債権が多い事業形態であれば、 売上が伸びれば運転資金が不足するということになります。 例えば、買掛が100万円、売掛が200万円であると、 運転資金として100万円必要となります。 売上が現状の倍になれば、運転資金も倍の200万円必要となります。 つまり、売上規模が拡大すればするほど運転資金が必要となり、 借入が膨らむことととなり、自らの首を締めることになるのです。 逆に、支払債務より受取債務が少ない事業形態であれば、 成長すればするほど会社に残る現金が膨らむこととなります。 自社のビジネスモデルを理解し、 利益とともにキャッシュを意識した経営を目指しましょう。
by senryakuzaimu
| 2008-06-17 18:53
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